今日は兄ちゃんにとって記念すべき日になりました。

 

 兄ちゃんは小学校1年の途中からマスクをしないと登校できず、暑くても寒くても給食の時以外はマスク姿でした。

 

 でも、学校から帰ると直ぐにマスクを外します。

 

 花粉症や潔癖症で汚れた空気を吸いたくないのではなく、自分の顔を学校では見られたくないようです。

 

 神経質なので学校で遭った嫌なことがずっと尾を引いていました。

 だからマスクができないように隠しても意味がありません。

 お腹が痛くなったり、気持ち悪くなって登校できなくなったこともあり、いつも使い捨てマスクを常備していました。

 

 ただ、この新学期初日はマスクなしで学校に行けたようです。

 

 ようやく素顔で学校の仲間と接することができるようになりました。

 随分長く掛かりましたが自分の意思で外すことができて良かったです。

 いつも暴れん坊の妹にやられてばかりの兄ちゃんですが、少しづつゆっくりでも確実に成長しているようです。

 

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