2019年12月から「カクヨム」で書き始めた『白い子猫は恋して空飛ぶ！？』という作品が完結しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892697294
この作品のプロットを考え始めたのは10月頃で、何か書きたいと思ったのは8月初めです。
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2019年7月18日の午前、京都アニメーションの第１スタジオが火事になっているというニュース速報をスマホで受け取りました。
その時にはボヤ程度と思い、犠牲者が出るなど思いもしませんでした。
しかし、単なる火災ではなく、
ガソリンの爆発でスタジオは全焼し、多くの方が亡くなり、重軽傷を負いました。
8月2日、京都府警が、放火殺人事件で亡くなった方の中で、10名の身元を発表しました。
その中に、武本康弘さんや木上益治さん、西屋太志さんがありました。
京アニの作品を創り、支えて来た多くの方々が、こんな不条理なことで亡くなられました。
だから悔しくて、自分の気持ちを整理するために何か書いて置きたいと思いました。
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自分の作品が認められないことに対する八つ当り、腹いせ、
そんな理由で放火殺人が行われてしまいました。
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私は子どもの頃からアニメ好きです。
好きな作品や好きなアニメ制作会社は色々とありますが、京都アニメーションは特に好きな制作会社です。
その中でも『Free!』という水泳を舞台にした作品がお気に入りです。
『Free!』のテレビ放映の最初から欠かさずにずっと観て、映画も見ています。
その『Free!』の原作は、おおじこうじさんの『ハイ☆スピード！』という小説で、イラストを西屋太志さんが描かれていました。
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私は、放火殺人事件の容疑者とは違い、
『白い子猫は恋して空飛ぶ！？』という作品を世間に認められたくて書いた訳ではありません。
どんなに頑張ったって認められないことなんか幾らでもある。
小説なんて書く人も大勢いて、星の数ほど作品がある。認められなくて当り前、
それでも書くのは書くこと自体が楽しいから。
「自分が認められないからと悲観して、八つ当たりで人を殺すな！」
そう思って流行りの設定や文章スタイルは無視し、
自分が好きなフリースキーを舞台にした話を、自分の好きに書くことにしました。
作品の舞台は、３つあります。
◆ スノーパーク尾瀬戸倉
http://www.ozetokura.co.jp/snowpark/
◆ 志賀高原～中央エリア～
https://shigakogen.co.jp/highlight/tanne
◆ 西武園ゆうえんちウォータージャンプS-air
そして作中の大会のモデルは、2020年スノーボードと共催になっている尾瀬戸倉のフリースキーの大会です。
以前はフリースキーの単独開催で、OZETOKURA FREESKI OPENと呼ばれていました。
◆OZETOKURA PARK GAME 2020開催
https://www.ozetokura.co.jp/snowpark/20200210_4691/
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11月3日と4日に、京都市勧業館(みやこめっせ)で開催された「お別れ そして志を繋ぐ式」に参加させて頂き、
10月、11月、12月と三か月連続で新宿ピカデリーにて『Free!オールナイト一挙上映』を観させて頂きました。
https://www.tuyo64.com/essay/京アニ-お別れ式/
その余韻が残っている内に、『白い子猫は恋して空飛ぶ！？』を書き上げました。
『Free!』の2次創作作品ではないのですが、
私の頭の中では、西屋さんが『ハイ☆スピード！』のイラストで描いた
葉月渚、松岡凛、松岡江、七瀬遥、橘真琴を思わせるようなキャラクターが活躍しています。
この作品は、一人の京アニファンとして、
京都アニメーション放火殺人事件で亡くなられた方への追悼作品として捧げます。
#PrayForKyoani
#フリースキー