嵐過ぎ、エンドロールで泣くキミよ、誰を想いて、何を願うか

「パクリやがって」と自分の行為を正当化するように容疑者は言いました。あの事件から3ケ月が経とうとしています。

 

 京アニ放火事件がなければ、この夏はきっとウォータージャンプや室内ハーフパイプに通っていて、全然違うものだったと思います。同じ映画を何度も繰り返し観ることはなく、もう一度、何かを書こうと思うこともなかったと思います。

 

 台風19号が過ぎ、休館していた近くの映画館が上映を再開したので、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」を観て来ました。大半がリピーターだと思うのですが、エンドロールが流れる中、泣いている方もいました。

 

 私は、やまゆり園事件の被告や京アニ放火事件の容疑者に、共通する心の闇を感じますが、彼等には共感しません。怒りを感じます!

 

 ただ、上手く行かないのは周囲の所為、我こそ悲劇の主人公。そうした考えは自分にもあったかも知れない。だから、もう一度活動を再開することにしました。


 良いことばかりじゃなくて、寧ろ嫌なことばかりではあったけれど、満更捨てた人生でもなかった、と証明するために。
 
 以下は、今度書く予定の作品の設定メモです。もっと練った上で春が来るまでには書こうと思っています。

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<設定メモ>

 

0.あらすじ
 無口な少年に恋をしたメスの子猫は、事故に遭って三歳の誕生日を迎えた片耳の聞こえない少年の心と同化する。
「三つ子の魂百まで」「恨み三代」の理で、子猫と片耳の聞こえない少年には呪いが掛かっていた。
 しかし、心が同化した少年は、抜群のバランス感覚と柔らかい体が備わり、聞こえない筈の片耳では動物の声が聞こえ、新月の深夜には猫の姿になるようになった。
 そして、体操クラブ主催のスキー教室に参加し、スキー初級者ながらバランス感覚が見込まれてフリースキーのジャンプ競技に飛び入り参加することに・・・。 

 

1.主要人物
 主人公:少年が大好きなメスの子猫→片耳が聞こえない少年、新月の丑三つ時に猫になる
 想い人:無口で文武両道、主人公の2歳上、猫好き
 ヒロイン:主人公と同学年、冬季五輪を目指しているが持病がある

 

2.関連人物
 主人公の祖父:現在は猫を可愛がっているが、昔、子猫が生まれる度に捨てていた
 ヒロインの父:冬季五輪の代表候補、ヒロインが自宅で倒れ、雪の中を病院に連れて行く途中で猫を撥ねる 

 

3.舞台
(1)7年前
 郊外の一軒家で誕生会→時期外れの雪の中で子猫が車に撥ねられる
(2)過去
 主人公とおじいちゃんの会話→回想→猫の呪い
(3)現在
 遊園地のプール近くにあるウォータージャンプ場→ヒロインの父が練習中に事故に遭う
 体操クラブでのレッスンと送迎バスの中
 体操クラブ主催の2泊3日の春休みスキー教室→ヒロインとの再会
 スキー教室の会場で開催されるビックエアの大会→体操クラブの数人が参加

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【カクヨム公開日時】

 2019年10月14日0:00